日の出の位置が冬とは違う。
こんな当たり前のことになんで気がつかなかったんだろう?
砂浜を必死で走り、ようやく日の出の見える位置にきたら
既に写真のような位置まで日が昇っていた。
この雲が無かったら、完全アウトだった。
入道雲のような夏っぽい雲の輪郭を象りながら朝陽が登る。
そしてこの後、朝から出ていた霧が辺りを覆う。
朝陽の強さを遮り、ちょうどいい具合の光量になったと同時に
霧に朝陽がハレーションして金色の素晴らしい光景が広がった!
すごい!
すごく綺麗!!
シャッターを切ろうとしたその瞬間
カメラのバッテリーが切れた。
え?
え??
なに?? ありえない!!!
こんな幻想的なシーンは二度と見れないかもしれない!
意味もなくカメラを振ってみる。
変化があるわけない。
この美しい光景を目に焼き付けようとじっと見つめる。
ショック。。
ショック。。
とつぶやきながら朝陽を見る私は
端からみたら怪しい人だったと思う。